認知症はどうすれば予防できるのでしょうか
高齢化社会に突入し、認知症を発症する人の数は増えていますが、果たして予防はできるのでしょうか?また予防するとしたらどのような方法があるのでしょうか。
現代の医療では残念ながら完全に予防することは難しいとされています。
しかし最近では生活習慣やトレーニングによって認知症になりにくい、または発症を遅らせることができることがわかってきました。しかも、その方法はどれも比較的日々の暮らしに取り入れやすいものばかりです。そのため、シニア世代と呼ばれるようになったら、できることから認知症防止のための取り組みをはじめてみることが大切だと私は思います。
では、具体的にどのような生活習慣を送ることが防止することにつながるのでしょうか。
まずはビタミンを多く含む野菜や果物、そしてDHAなど脳の働きを活発にする魚類を食べたり、ポリフェノールを含んでいる赤ワインを飲むなど食習慣に気をつけることが必要です。栄養に関しては、サプリメントで摂取するのではなく、食事からとることが大切です。また、認知機能を活発にするために、日常的に人とコミュニケーションをとる習慣をつける、また日頃から心がけて有酸素運動をすることも発症を止めるには効果的と言われています。有酸素運動は全身の血行を促進し、細胞の活性化をはかることができるからです。そして考える習慣をつけるために、コンピューターを使ったり、読書やものを書く習慣をつけることなども有効だと言われています。
また、閉鎖的な生活を送っている人よりも、熱中できる趣味を持っている人の方が認知症になりにくい、という研究結果が出ていることから、老後の人生の送り方を考えより良い生活習慣を身につけ、充実した老後を送ることができるように心がけましょう。
先ずは認知症とはどんなものかと知りたい人は、コチラ(http://ninchisyoyobo-kangaeru.net)で確認するのも良いでしょう。